
展示品だけでなく、建物も必見
京都国立博物館(略して京博)は、1889年に博物館を設置する管制が定められてから、翌年に敷地が決定、1895年に、陳列館の建築が始まり、1897年には、開館式が行われました。
それから月日が流れ、1969年には、本館、表門などが、旧帝国京都博物館として重要文化財に指定され、その後文化財として非常に貴重な建築物として扱われてきた、重要な建築物です。
1997年には開館記念事業が挙行され、その後も現在に至るまで、様々な展示が行われてきた、非常に歴史ある建物として知られています。
近年ですと、2002年に茶室が改修工事を終え公開され、2014年に平成知新館が開館するなど、今もなお、常に進化を遂げている建築物として知られています。
どんな展示があるのか?
京都国立博物館では、正門をくぐるとまず、まるで公園のような憩いのスペースが広がっています。
自然に囲まれている美しい風景の左手に見えるのが、平成知新館。
こちらは平常展示館として知られています。
そして公園地帯を抜けると目の前には明治古都館、技術資料参考館、さらに奥に進むと、茶室に繋がっています。
それぞれの場所で展示されているものは当然異なりますが、特におすすめなのが、博物館内にあるミュージアムショップ。
博物館内に展示されている名品をあしらっているはがきや文房具、過去の展示会図録など、様々な商品が販売されていますので、お土産用としても、自分用としても、幅広く利用することが出来るでしょう。
また、南門の隣にはカフェが併設されていますので、明治古都館を眺めながら、楽しくランチやお茶を楽しむことが出来ます。
歩き回るのに疲れたら、カフェで休憩していきましょう。
京都国立博物館をお得に利用
館内はバリアフリーされていることで知られ、老若男女問わずに利用しやすい建築物として知られています。
車いすやベビーカーの貸し出しも行われているため、必要に応じて利用することが出来る点が、特徴の一つといえるでしょう。
また、京都、奈良、九州、東京の四つの国立博物館で利用することが出来る、京都国立博物館パスポート(京博パスポート)を利用することが可能です。
こちらのパスポートは発行日から一年間有効で、一年間の間は、対象の国立博物館の平常展示を何度でも無料で利用することが出来ます。
特別展覧会の場合も、各展覧会に月一回、合計6回までは利用することが出来るため、非常にお得なパスポートといえるでしょう。
またこの会員カードを利用することで、いつ部販売商品が10パーセント引きになるという点も非常に魅力的です。
なお、割引になるのは京都国立博物館限定になりますので、購入の際には十分注意しましょう。