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京都にきたらやっぱり銀閣寺!

京都に訪れた際にやはり一度は訪れておくべきといえるのが、銀閣寺です。
対として名高い金閣寺とセットで参拝されることが多いほど、京都といえばの超人気スポットとして知られています。
金閣寺とは異なり、銀色で出来ていない!というツッコミをする方も少なくないですよね。

銀閣寺は、東山と呼ばれる京都の東に連なる山々の一角である、大文字山のふもとにあることで知られており、多くの観光客が訪れることで知られていますが、門前には哲学者である、西田幾太郎がよく訪れた哲学の道と呼ばれる場所があることでも知られています。
この哲学の道は、桜やホタルの名所としても知られており、シーズンになると、観光客のみではなく、地元の人も熱心に訪れるスポットとして知られているそうです。

観音殿 銀閣が正式名称

銀閣寺の名前で有名な銀閣寺ですが、実は正式名称は異なります。
正式名称は、観音殿(銀閣)で、国宝指定されているのです。
この観音殿は木造建築物として知られており、金閣寺に比べてしまうと、「意外と普通の家屋な気がする…」という印象を持たれる方は少なくないかと思います。

ですが、海外の方から人気なのは、実は金閣寺より圧倒的に観音殿銀閣。
日本古来のわびさびを受けついでいるそのスタイルが外国人には非常に来るものがあるそうで、金閣寺と銀閣寺を訪れると、たいていの方が銀閣寺が良かったという感想を抱いて帰国するのだとか。
建物自体ももちろんそうですが、確かに観音殿の周りの木々の景色なども合わせてみると、日本古来のわびさびを感じるのは、金ぴか金閣寺よりも、銀閣寺であるという印象を持つ方も多いのかもしれませんね。

庭園や襖絵も必見

銀閣寺を目当てに参拝をする方がほとんどかと思いますが、銀閣寺は境内のほかにも、書院や方丈、東求堂など、様々な建築物が存在しています。
特に書院(新書院)の庭園は非常に趣向に溢れていることでも知られており、日本古来の伝統的なわびさびを感じる庭園を歩きたいというのであれば、ぜひとも訪れたい場所であるといえます。

また大広間に飾られている明治の世界的画家、富岡鉄斎の襖絵が、非常に圧巻の一言に尽きるとして知られていますので、ぜひとも一度は訪れることをお勧めします。
外国人だけではなく、日本人にも伝わる気迫、迫力の襖絵として知られており、人によっては、銀閣寺よりこちらを目当てに訪れるという方もいるそうです。

このように銀閣寺には様々なスポットがあることで知られていますので、銀閣寺のみではなく、時間を作っていくつかの場所を巡られてみることをお勧めします。
日本のわびさびに触れたい方にも、お勧めであるといえるでしょう。