景色が美しい屈指の観光スポット
京都駅からバスに乗って、最寄りの五条坂駅や、清水道のバス停を下車して歩くこと10分。
京都にそびえたつ古き良き建築物の一つとして知られる、清水寺に出会うことが出来ます。
基本的にアクセスは、バスを利用したものがメジャーで、アクセスの面は不便に感じるかもしれませんが、その分非常に景色が美しく、余計なものが何一つないような、観光スポット、京都ならではの風景を味わうことが出来るといえるでしょう。
清水の舞台
清水寺でやはり有名なのは、”清水の舞台から飛び降りる気持ちで”という言葉ではないでしょうか?
この言葉の由来はまさしく、この清水寺から来ています。
清水寺の観光スポットとして知られているこの清水寺の舞台ですが、本堂へお参りをした後、こちらに向かわれる方が多く、飛び降りるという言葉の通り、非常に高い場所に位置して作られているのが特徴です。
最長約12メートルの巨大な柱を並べて作られている、懸作りと呼ばれる建築方法が用いられているのですが、釘は一本も作られていない、組み上げるのみで作られている木造建築として知られています。
こうした組み上げ式の建築物は京都には多くありますが、清水の舞台のようにこれほど巨大な建築物は非常にまれで、現在に至るまで、この手法が用いられたままの、国宝指定されている建築物です。
元々清水の舞台は、本堂から張り出している部分のことを指しますが、この舞台は、ビルの高さ4回に値し、景色が一望できる非常に絶景スポットとして知られています。
410枚以上ものヒノキ板を敷き詰めた舞台として知られており、その上質な舞台では古来から、観音様に芸能を奉納する場として、歌舞伎や能、狂言、相撲などの芸能が奉納されてきたとして知られています。
また現在でもこの奉納が行われており、重要な法会の際には必ず、舞台奉納が行われているとして知られています。
境内には観光スポット目白押し!
清水の舞台が有名ですが他にも清水寺には、お砂踏み場や、千体石仏群、仁王門、三重塔、子安塔、アテルイ・モレの碑、釈迦堂などをはじめとした、見どころスポットが数多くある場として知られています。
舞台にばかり目がいってしまいがちですが、いずれの境内内のスポットも、重要な場所として知られており、歴史背景を知って訪れることで、より深く楽しむことが出来る場として知られているといえるでしょう。
清水寺をしっかりめぐるとなると、一日を費やしてしまうという方もいるほど、清水寺は訪れるべき場所が多いので、舞台のみではなく、境内内の他の部分をめぐるためにも、観光の際には最低半日は時間を取っておくことがおすすめです。